脱水を防いで最高のパフォーマンスを

vol.282

梅雨もあけ、暑くなりましたね。
僕は自転車通勤ですが、治療院に着くころには汗がびっしょり。
皆さん、熱中症には十分気をつけて下さい。

先日ニュースで中学生が部活で罰として校舎の周りを80周走るように監督に指示されて熱中症で倒れたというニュースがしていました。

「自分たちの頃はこんなの当たり前だった」
「昔は運動中には水は飲むことは許されていなかった」
と自分自身の経験を基に判断しているケースがまだまだ学生スポーツでは見受けられるように思います。

昔よりはるかに気温も高いですし、スポーツを取り巻く環境や強度が全く変わってきています。
以前、トレーナー活動をしていた高校では、文武両道を掲げた学校だったため、学業のため寝不足で部活動をせざる負えない選手たちも多くいました。睡眠不足のまま炎天下の中、スポーツをやることはそれなりのリスクが伴います。
根性論と科学的な根拠のある指導のバランスが大切で、色々な因子を加味して、状況に応じた指導と管理が必要に思います。

とはいえ指導者の方も大変。中学校、高校などの部活は外部から専門コーチに指導を依頼、フォーローしてもらっているところは少なく学生に対して監督、コーチの人数が少ないようにも思います。これでは管理は大変です。
学生スポーツでは学校はもちろん県を上げてこのような問題に取り組む必要があると思います。

脱水のサインを見逃さない

この時期はこまめな水分補給はもちろんちょっとした体のサインを見逃さないことも大切です。
・尿の色が濃い
・尿の回数が極端に少ない
・病気明け
・めまい、立ちくらみ
・顔のほてり
などスポーツをされる方はもちろん運動をされない方も体の変化に注意して見てください。

脱水症のチェック

親指の爪を押さえて離します。
普通はすぐに赤みが戻りますが、2、3秒以上白いままであれば脱水の可能性があります。

脱水症の症状が少しでもある場合、薬局などで販売されているOS-1(オーエスワン)という経口補水液が個人的にオススメです。
これはスポーツドリンクより糖分と塩分のバランスが良いので体がしっかりと水分を吸収してくれます。

スポーツをされている方、屋外でお仕事をされる方はもちろん屋内で過ごされる場合でも十分気をつけてください。

おしまい👋

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